ORCLE 10g ODP インストールによるoo4oの接続の不具合
ORCLE 10g ODP インストールによる
oo4o 接続不可となる不具合について
現象
ORCLE 9i が既にインストールされている環境に、10g ODAC
をインストールすると、oo4o によるDB接続時にTNSエラーが発生する
原因
1.oo4oは、一台のクライアントに対して、一つのORACLE_HOMEのみ
対応するため複数バージョンは使用できない
2.10gからは、新たなORACLE_HOMEにoo4oをインストールすると、
レジストリが書き換えられ、それ以前にインストールされたoo4oバージョンは
使用できなくなる
これが原因で、ASPのoo4o接続時にエラーが発生した
10gの新しいoo4oで動作してもいいような気がしますが・・・
問題解決方法
1.10gのoo4oを削除
OUI にて10gのoo4oを削除する
スタートメニュー
・Oracle-ODACHome1>Oracle Installation Products>Oracle Universal Insaller 起動
・インストールされた製品・・ボタン押下
・ODACHome1-Oracle Data Access Components 10.20・・
配下にある Oracle Objects for OLE にチェックし削除を実行
*必ずOracle-ODAC用Universal Insaller を利用すること
1.よりoo4oの設定がレジストリより削除されるので以下2を実行する
2.前バージョンoo4oのレジストリ再登録
コマンドプロンプトより9i ORAHOME/bin に移動し以下のコマンドを実行
regsvr32.exe oip9.dll
3.PC再起動
これにて一件落着
既存の環境にてoo4oを既にインストールされている方は
新規でODPをインストールされる方は、念のためoo4oのインストール
チェックを外した方が安全かもしれません
※追記
上記の手順でも駄目な場合
コマンドプロンプトより9i ORAHOME/bin に移動し以下のコマンドを実行
regsvr32.exe oradc.ocx
コマンドプロンプトより9i ORAHOME/oo4o に移動し以下のコマンドを実行
OO4OPARM.REG
注)OO4OPARM.REG はOO4O構成情報を登録するためのファイル
デフォルトの各設定はe:ドライブが指定されているので
テキストエディタで開いて、使用している環境にあわせて
設定し直す必要がある
○参考サイト
http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/102/doc_cd/win.102/B25023-01/intro.htm